前回、「零式艦上戦闘機」のことを書いたけど、
この「零式」の「0」とは何か?
これは年号。
零式は00年を意味してる。
でも、ゼロ戦が登場したのは1940年、昭和15年。
「00」ではない。
実は、日本には「日本紀元」というものがあって、
昭和15年は日本紀元2600年にあたった。
だから「零式」だった。
ちなみに、陸軍では「零式」ではなく「百式」と呼んだ。
例えば「百式重爆”呑龍”」や「百式司令部偵察機」がある。
あ、「百式(zガンダム)」は関係ないですよ。
その後、海軍では昭和18年からは年号を使わなくなった。
ちなみに陸軍戦闘機は
一式戦闘機「隼」
二式戦闘機「鍾馗」
二式複座戦闘機「屠龍」
三式戦闘機「飛燕」
四式戦闘機「疾風」
五式戦闘機(愛称なし)
がある。
海軍は
零式艦上戦闘機
二式水上戦闘機
にとどまり、その後は
局地戦闘機「雷電」
局地戦闘機「紫電」「紫電改」
双発戦闘機「月光」
水上戦闘機「強風」
と続く。
このあたり、大戦航空機ファンだと超常識レベルだったりするけど
一般には名前を聞いたことがある程度ではなかろうか。
ちなみに私は専門学校に入ったころに興味を持ち始めたが、
名前を知らない戦闘機が多かった。
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斉藤竜明の活動。